こんにちは、イエステーション安佐南店エネック株式会社の三代です。
先日ニュースを見ていて驚きました。
「世界経営者会議」で講演をした日本企業日本電産の最高経営責任者である永守重信 会長兼最高経営責任者によると、「2030年に自動車の価格は現在の5分の1程度になるだろう」、EVの核はモーターとバッテリーであるとして、「高額なバッテリー価格は技術革新で変わる」と話しをされたようです。
この話を聞くと、えっと驚いてしまいますが現実はそうとも言えます。
永守重信さんは超超優秀な経営者です。私も以前永守さんの著書を読んで(内容はさっぱり覚えていませんが・・・)すごい方だなと感銘を受けた記憶があります。
ネットで調べるて見ると、1台の車に使われる部品数は2.5~3万点とのことです。かなり幅があるのですが10万点と書いてあるものもあります。おそらく何処までを部品と見るのかによって違うのだと思いますが、とにかくとんでもない数の部品が必要な訳です。
EVにはそもそもエンジンがない。何も燃やさないのだから、点火プラグなど燃焼系、マフラーなど排気系、スロットルなど吸気系の部品は全て不要、エンジンを冷やすラジエーターもいらないし、コンピューター制御でモーターの回転数を上げ下げするだけなので変速機構も不要となる。
さらに組み立て作業のほとんどをロボットがこなして行きます。
それにより仮に5分の1、3分の1にでもなれば、売り上げも大きく縮小しそれに係わってきた人達の雇用も失われます。
総務省の小売物価統計調査によると、2009年の軽自動車の価格は約104万円だったがものが、2019年は約142万円と40%近く上がったようです。
確かに昔のイメージでいる私などは、最近車って高いなと素人ながらも思っていました。安全性能が上がったからなのか、資材なのか人工が高騰しているのか私には分かりませんが確かに高いように感じます。
我々のいる不動産業にもかかわりの強い建築業界、この建築業界(建築費)も高止まりしていて昔の感覚でいると、それって木造だよね鉄骨鉄筋コンクリートのビルじゃないよねって思うことが多々あります。解体費もビックリする程に高いのです。
アメリかに「テスラモーターズ」と言う新興のEV自動車メーカーがあります。ここの創業者イーロン・マスク氏は何かとお騒がせの方ですが、今年テスラの株式時価総額がトヨタ自動車を上回ったとニュースになりました。
これってすごい話なんです。この2社売り上げ、販売台数が全然違うんです。
テスラはトヨタの販売台数の約30分の1に過ぎない。テスラは規模では大きくトヨタに劣ります。しかし時価総額はテスラの方が上回っています。
日本国にしても、GDPでは日本の方が大きくても平均賃金が日本よりはるかに高い国々がたくさんあります。
日本は所得が下がり続けています。アメリカなどは逆に上がり続けています。
気が付けば後ろではなく随分前を他国は走ってしまっています。
日本は失われた10年から20年、さらには失われた30年と言われ、失われた40年に突入と言う人もいます。
世の中は大きく動いてます。アターコロナの世の中は一体どうなって行くのか私レベルでは想像も出来ませんが、外圧により日本は大きく近代化してきた歴史があります。
この世界的危機をチャンスと捉え日本が大きく変わってほしいと切に願っています。
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